2012/01/04

Romance de Amor 2


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オーディオ・ファイルを、まるで MIDI のように編集できるという Celemony Melodyne Editor 2 を試してみました。おぉ〜 確かに、従来のオーディオ・エディタでは難しかった 外したノートの修正がやりやすいですね。もちろん限界はありますが、まるで写真をレタッチするかのように編集できるのには感心します。また、検知した音階を MIDI として出力できるのも面白いですね。出力された MIDI信号はドンピシャの音階でなくとも、必要に応じて編集できますし、Pad系の音で鳴らすのであれば、不協和音にでもならなければ、だいたい合ってりゃ OK でしょう (^^;) ← は、以前「禁じられた遊び」のテーマをナイロンギターで弾いたものを素材にしました。弾き損ねた所を修正後、1オクターブ高くし、これに出力した MIDI信号をそのまま Nexus 2 の Expansion : Bigtone 3 ( PD pure love ) で鳴らした音を重ねました。元のオーディオ素材による演奏タイミングが、走ったり遅れたりとばらけても、同じタイミングで MIDI も鳴るので好都合です。(^^;)

↓ は演奏のみ修正したものです。弾き損ねたノートを削除した所に、別のノートをコピペで被せたり、ノートの発音タイミングを移動したりすると、元の音成分が残っているようで、同じ音が2音鳴っているかのようになります。今回使った素材が、ポリフォニック かつ リバーブ付きで、音が混ざり合っているからでしょうか。このような素材では、元の音を綺麗に消し去るのは無理なのかもしれませんね。なので、コピペする際は、ノートの発音タイミングを、残留音にうまく溶け込むよう気をつける必要がありそうです。また、このような素材では、発音タイミングの移動はやらない方が無難であると感じました。 なおノートをコピペした箇所に、Clickノイズがのることが多々ありましたが、こちらは、Adobe Audition の Automatic Click Removerスポット修復ブラシといったノイズ・リダクションをかけることで除去できました。できれば、このようなノイズ・リダクション機能は、Melodyne Editor 自体に欲しいところです。

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↓ は修正前の素材です。まぁ〜写真のレタッチと同様、後から修正することを考えるよりも、素材作成時の腕(演奏)を磨く方が大事だとは思いますが、最後の手段として持っていると安心できるツールだと思います。あと、細かい編集ができ、操作も直感的にできるので、ボーカロイド素材の微妙な編集に向いているように思います。ボーカロイド・エディタで、MIDIレベル編集すれば良いようにも思えますが、微妙なニュアンスを変更するには、生成後のオーディオ素材を、直接修正した方がやりやすいと感じています。もっとも、Logic Pro の Flex でも発音タイミングなど、ある程度微調整できるので、Melodyne Editor ならではの魅力というと、やはりポリフォニック素材のノート毎の編集が、(MIDI ほど楽ではないにせよ)可能という点になるでしょうか。

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